CSR
弊社は、地域の皆様に支えられて発展してきた企業として、その感謝の気持ちを社会に還元すべく、
CSR(企業の社会的責任)活動に取り組んでおります。
福祉支援や地域貢献、環境保全など多岐にわたる活動を通じ、持続可能な社会の実現を目指しております。
本ページでは、弊社のCSR活動について、その背景や取り組み内容をご紹介させていただきます。
今後も社員一人ひとりが意識を持ち、地域社会との共生を図るべく努力を続けてまいります。
民生委員·児童委員は、厚生労働大臣の委嘱を受けた地域のボランティアであり、高齢者や子育て世帯への相談対応や見守り活動を通じて、地域福祉の向上と子どもの健全育成に貢献しています。行政サービスの補完役として、地域共助の要となる存在です。
弊社元取締役·船山嘉子は、25年にわたり民生委員·児童委員として地域福祉に貢献し、平成3年に新潟市長表彰、
平成8年に厚生大臣表彰を受けました。また、ハンセン病患者支援への尽力により複数の表彰を受け、
平成11年には新潟市より市制110周年記念功労表彰を授与されました。
弊社は「誰もが活躍できる社会」の実現を目指し、障がい者の就労支援に積極的に取り組んでいます。地域での自立と働く喜びを得られる環境づくりに貢献し、企業の支援と協力を通じて、持続可能な共生社会の実現を目指します。
弊社は新潟市内の障がい者就労支援施設約30団体と連携し、「ワークシェア」活動を実施しています。業務の一部を各作業所に委託し、障がい者の方々に働く機会を提供しています。現在、継続的な協力関係を築き、施設の特性に応じた業務をお願いすることで、無理なく参加いただける環境を整えています。
緊急時における**AED(自動体外式除細動器)**の迅速な使用は人命救助において重要です。救急車到着前にAEDを使用できるかが生存率を左右しますが、設置場所が不明な場合も多いため、地域全体でAED活用体制の構築が求められます。
弊社は地域の安全を守るため、本社および木崎ヤードにAEDを設置しました。社員や近隣住民の方々が使用できるよう、見やすい場所に配置し、使い方の講習も実施しています。また、新潟市消防局の**「にいがた救命サポーター制度」**に登録し、地域の救命体制強化に協力しています。この制度により、119番通報時にAEDを現場に提供する役割を担っています。
青少年の健全な育成は、地域社会の将来を担う重要な課題です。スポーツ活動は、健全な心身の成長やチームワーク、規律を学ぶ貴重な機会であり、その環境を支えるには指導者や審判員などボランティアの力が不可欠です。弊社は、こうした地域の競技活動に協力することで、スポーツ振興を通じた青少年の成長支援に積極的に取り組んでいます。
弊社取締役·船山隆は、1990年代より、地域に根ざした野球競技の振興に向けたボランティア活動に継続して取り組んでおります。
青少年硬式野球の分野では、「日本リトルシニア中学硬式野球協会·信越連盟新潟ブロック」において審判部長を務め、大会運営や指導に深く関わり、健全な競技環境の整備と選手育成に貢献してまいりました。
また、社会人·学生野球においても「JABA新潟県野球連盟」の公認審判員として、高校野球春季·夏季大会や関東甲信越大学野球選手権をはじめとする多くの公式戦において審判を務めております。
これらの活動を通じ、フェアプレーの精神や努力の尊さを若い世代に伝え、地域スポーツの発展と青少年の健全育成に寄与しております。
地球環境と経済活動の両立において、エネルギー問題への対応は重要な課題です。再生可能エネルギーの導入や省エネルギーの推進に加え、災害時の供給確保も求められています。特に新潟県を含む東北地域では、震災や原子力問題の経験を踏まえ、正しい知識の普及と建設的な対話の重要性が高まっており、企業にも持続可能なエネルギー利用への積極的な関与が期待されています。
弊社はエネルギー分野での社会貢献の一環として、地域のエネルギー対話活動に積極的に取り組んでいます。取締役·船山隆は、令和2年より「新潟県エネルギー懇談会連絡協議会·新潟エネルギー市民懇談会」(※同会は東北電力管内でエネルギーに関する情報提供や意見交換を行う「東北エネルギー懇談会」の新潟地区組織です。)の会長を務め、学識者や自治体、企業、住民との対話を主導しています。また、講演会やセミナーを通じ、脱炭素社会に向けた情報発信と地域の理解促進に貢献しています。
地球環境への配慮は企業の重要な責務です。弊社は産業廃棄物処理·リサイクル事業を通じて環境保全に貢献するとともに、 社員教育や国際的な環境プロジェクトへの参加を通じ、環境意識の向上と持続可能な社会の実現に取り組んでいます。
弊社では、社員一人ひとりの環境意識を高める取り組みとして、東京商工会議所主催の「環境社会検定試験(ECO検定)」の取得を奨励しております。ECO検定は環境全般に関する知識を体系的に学べる資格で、合格者は「エコピープル」として実践的な環境対応が期待されます。
弊社では社内勉強会の開催や受験支援を行い、これまでに3名の合格者が誕生しました。これにより、社員の環境知識が高まり、日々の業務においても省エネルギーや資源の有効活用、環境リスクの低減といった観点からの改善提案が積極的に行われるようになっています。
弊社は地球温暖化対策として、2009~2010年にインド·マハラシュトラ州の風力発電プロジェクト(国連承認プロジェクト番号:0800)からCO₂排出権を取得し、弊社の排出量オフセットに活用しました。
これにより温室効果ガスの一部を再生可能エネルギーで相殺し、国際的な環境保全に貢献しています。また、環境負荷の「見える化」を進めることで、社内における意識向上と持続可能な経営の推進にもつなげています。
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