2022年9月15日の銅建値
2022-09-15
ジャクソンホール会議から生産者物価指数まで最近は、米国の金融引き締めの気配を感じながら円安を予感する今日この頃です。
一転して、本日は143.14円に上昇しました。さらに銅のLMEは、大幅な下落が発生しました。昨日は米国の生産者物価指数が発表になりましたが、市場予想と一致しインフレ懸念が多少和らぎ、円買いの要素になったようにも思います。
そして本日は案の定、銅の建値が3万下がりで、118万になりました。
次のFOMC会議が、9月20日、21日の2日間で開催されます。この会合におけるパウエルさんの発言が今後の日米金利差、為替相場に影響し、さらに結果銅の建値にも影響してくるわけです。そんな中、日本も為替介入を検討するにニュースが飛び込んでまいりました。
為替介入のニュースについては、かなり真新しいものですが、それだけ日本政府はこの度の急激な円安に焦りを感じているのでしょう。
円安ドル高は、銅の建値には上昇要因にもなり得ますし、下落要因にもなります。
少し複雑な話になってくるのですが、円安は、銅の建値を求めるうえで上げの要因になってきますが、ドル上昇(ドル高)は、銅LMEの大きな重しになってきます。
ここら辺のあんばいをどのように見ていくのかが、非常に重要なことですね。
まずは、9月20日、21日のFOMCを楽しみに待っております。