2022年5月27日(金)銅相場の安定こそ業界の願いです
2022-05-27
アメリカ4月の消費者物価指数の上昇率は、前年同月比で8.3%という高水準でキープいる中で、昨日は、FRBが3年後から5年後のインフレ懸念を緩和しました。ここにきて金融引き締めが緩和されるようには思われないのですが、これを受けてS&PとNASDAQが昨日、続伸しました。これが銅相場(LME)にどのような影響を与えるのかは分かりませんが、少なくとも暴落する要素にはならないでしょう。日本においてもようやく円安も沈静化が見られるようになり、安定的な経済に戻りつつあります。さらに近づく参院選では、当選するための営業品目を消費税の減税とし、実際実行することになれば多少は日本経済も先が見えるかもしれません。銅相場も円安による高値が抑制され正常な建値に向かうことになるでしょう。私たちの業界は銅や鉄などの金属の卸売業をおこなっております。相場が急騰することは、暴落も意味しますので変動が無い方が商売としてはうまくいきます。なるべく早い段階で安定することを祈るばかりです。