以前に本ブログで、お伝えさせていただきましたPCBについてですが、いよいよ処分期限が近づいてきたことを再度お伝えさせていただきます。
PCBの処分期限は、高濃度、低濃度(微量)PCB含め、令和9年3月31日となっておりますが、高濃度PCBに該当したら注意が必要です。
あと7年以上も猶予があるからと安心してはいられません。
高濃度PCBの処分先は、国が設立した会社(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)で処分することが法律で定められており、民間企業では請け負うことはできません。エリアごとに処分する場所が定められているばかりか、高濃度PCBの各処分施設は、来年、再来年に閉鎖の段階を経ています。

上のエリアマップをご覧ください。これは環境省のHPから抜粋したもので、高濃度PCBの処分場の閉鎖を示したものですが、北九州エリアは、すでに処分が終了しておりますし、大阪、北九州、豊田エリアは来年閉鎖が確認できます。
処分不遂行に対して、どのような罰則が適用されるのかも不透明な中、高濃度の処分期限はすぐそこまできているのです。
さらに懸念されるのは、順番待ちがあり得るということです。
弊社は、5年前に高濃度PCBのコンデンサーを処分しましたが、手続きをしてから3年以上も待ちました。今は、もっと迅速に動いてくれるかと思われますが、それも不安材料となり得ます。
コンデンサー、安定器、変圧器をお持ちの事業者様には、まず高濃度PCBに該当するのか否かを一刻も早く知る必要があります。判別方法や分析方法は地元の市役所などに問い合わせると教えてくれます。企業のリスクヘッジのためにも、是非お早めに対応していただけたらと思います。
主な許可・資格
〇建設業許可(解体工事業)新潟県知事許可(般-1)第41442号
〇新潟県産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01508055229号
〇新潟市産業廃棄物収集運搬業(積替え保管) 許可番号 05910055229号
〇新潟市産業廃棄物処分業 許可番号 05920055229号
〇新潟県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01558055229号
〇古物営業許可取得 新潟県公安委員会許可 第461070001021号
〇山形県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 0659055229号
〇群馬県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01050055229号
〇富山県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01659055229号
〇福島県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 00757055229号
〇長野県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 2059055229号
〇解体工事施工技師1名
〇第三種電気主任技術者1名
