PCB変圧器の解体工事は、安全なヘルメット使用する。ヨシ!!

高さが3メートルを超える大型変圧器(PCB含有も含めて)を解体する上で重要なことは、安全なヘルメットを身に着けることです。変圧器の解体工事に長年従事しておりますと、安全なヘルメットの使用がつくづく重要だと思うわけですが、本記事では、ヘルメットの重要性と効力について記載させていただきます。

大型変圧器の解体工事は、高所作業が多く頭部の保護は必要不可欠

上下作業とは、足場などの作業床を設けた高所(2m以上)で、作業をする人の真下で他の作業をすることですが、これは大変危険です。上から解体物や工具が落下し、真下で作業をしている人に直撃する可能性があるからです。上下作業禁止は、建設業界では常識的なことで現場でそれを禁止にすれば良いだけの話ですが、問題は、上で作業を行っている作業者に気づかず真下に立ち入る作業者が多く、それが原因で工具や解体物が落下した時に、真下の作業者に直撃してしまうことです。変圧器解体工事などの高所作業が伴う作業は、ヘルメットが身を守る大きな防具になり得るのです。ヘルメットを身に着け頭部を保護することは、様々な事故に備えることができます。

適正なヘルメットを適正に使用しているか

産業用のヘルメットには、使用期限があります。

(一社)日本ヘルメット工業会では、特に異常が認められなくても使用開始から3年以内に交換するように推奨しております。(ヘルメットによっては5年以内の推奨のものもある)

ヘルメットは使用基準が明確に定められている

また、6ヵ月以内に一回の点検、一回でも大きな衝撃を与えたら即交換しなければなりません。等々、ヘルメットの使用には、留意事項がたくさんあります。

しかし、残念ながらヘルメットを椅子代わりに使って、煙草をふかしている作業員や、ヘルメットを投げつけている作業員を、町の建設現場にて見かけることがあります。推測するに、ヘルメットの装着自体、それほど重要と思っていないのかもしれません。

ヘルメットの効力を感じる

ところで、皆様は、実際ヘルメットの効力・効果を感じたことがあるでしょうか?

あくまで、わたくしの現場でのヒヤリハット経験ですが、2回ほどヘルメットの効力を感じたことがあります。

一回目は、癲癇(てんかん)持ちの作業員が発作で倒れた時です。

癲癇は、当然意識がなくなりますからそのまま頭からコンクリート地面に叩きつけられます。その時は、前のめりで頭から倒れたのですが、ヘルメットが頭部を保護してくれたおかげで、大事には至りませんでした。(念のため脳のMRIも撮影しても異常がなかった)

2回目は、私自身ですが、上からガチャという工具が落ちてきて、ヘルメットにガチャが当たった時です。ヘルメットが割れるくらいでしたから、装着していなければ生きていなかったかもしれません。(そもそも現場作業において上下作業は厳禁である)

これは、私一人が経験したヒヤリハット事例ですから、ヘルメットを装着することで守られた事例は、世界の作業現場という視野でとらえれば、相当数あるかと思います。ヘルメットの装着することの重要性を今一度社内で伝え、PCB変圧器の解体工事で徹底させてまいりたいと思います。

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