PCBの解体作業は、リスクアセスメントとKY活動を必ず行う。ヨシ!!

皆さんの職場では、KY(危険予知)活動やリスクアセスメントは実施していますか?これらは、実際に作業を行う前に行うものですが、似て非なるものです。弊社でも、PCBの撤去・処理を行う際には、これらいづれも取り入れて行っておりますが、本記事では、これらの違いをまとめてみました。

KY(危険予知)活動

 

KY(危険予知)活動は、建設業から製造業、病院の手術などでも行われている活動で、ミーテイング形式で作業を行う前に、危険な点をそれぞれ作業員に挙げてもらい、その危険な点に対してどうしていくのかを考えて、対策を講じるというものです。例えば、「今日は雨が降って足元が滑りやすく転倒しやすい」と、危険を述べた後に、「足元に注意する」という対策をたてることで「○○が危険だから○○をする」という頭の思考回路を作業前に創りこんでおく切り効力があるのです。これを作業員ひとりずつ行わせ、教育していくのです。

KY活動は、作業員の心がけを教育するものと考えると分かりやすいかと思います。

リスクアセスメントの勧め

投資によって安全を担保していく手法が、「リスクアセスメント」というものです。これは、会社の危ないところ全部漏れなく、把握してお金や教育等して対策することで、安全を担保していく手法のことです。

突発的に危ないと思う時があります。これを建設業界や廃棄物処理業界では、「ヒヤリハット」と呼びますが、皆様もそんな「ヒヤリハット」の経験があろうかと思います。普段車を運転しているときや、歩いているときも結構ありますよね?アメリカの損害保険会社のハインリッヒ氏が発表した法則によれば、このヒヤリハットを300回経験すると、29回軽傷をおこし、1件は、死亡するなどの重大な災害が起こるという確率になるそうです。

重要と思うのが、災害の背景にあるヒヤリハット等の情報をできるだけ把握し、対策を講ずるプロセスが必要であるということです。つまり会社であれば300のヒヤリハットを把握して、対策さえ講じていれば理論上災害は、起きないということです。これをリスクアセスメントと呼んでおります。

いかがでしたでしょう。PCB作業のリスクをゼロにすることはできないかもしれませんが、KY活動やリスクアセスメントどちらも行うことで、リスクは大きく低減していくものと思います。

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