現代のPCB汚染とその影響

1960年代は、カネミ油症事件による食品公害や各地のPCB工場から垂れ流されたPCBにより大量の魚類が汚染され、またそれを食べた母乳汚染が大きく問題となりました。特に内海内湾(当時遠洋沖合は、比較的低濃度だった)の魚類のPCBの含有量は、10ppmを超えて汚染されたものが多く、当時の魚は食の安全とは随分かけ離れていました。「東京都健康安全研究センター」が、2010年~2015年に東京都中央卸売市場に入荷した魚介類を試料としてPCBの実験を行った結果、平均PCB含有量は0.2ppm前後の値を示し、規制値を超えるものはありませんでした。つまり、日本国内におけるPCBの汚染濃度は年々希釈されているのです。

しかし、世界に目を向ければまだまだPCB汚染の問題は深刻です。

北極に住むアザラシなどの哺乳類は、PCBに汚染された魚類を主食とするため、人間の100倍以上も汚染されたと言われており、母乳によって何世代にも汚染が引き継がれているということです。さらに、PCBなどの化学物質の影響によって北極圏に住む原住民(イヌイット)においては、女児の出生率が男児の2倍という現象が起き、グリーンランドでは女児出生率100%という村があるとまでされています。皮肉なことに有害物質の発生源である先進国から程遠い土地でこのような事態が起こってしまっているのです。つまり世界はまだまだ、PCBなどの化学物質に汚染されているということです。

「残留性有機汚染物質(POPs)に関するストックホルム条約」が採択され、世界一の汚染大国である日本が今後どのような立場をとっていくのか、注目が集まります。次回COP10は,2021年にジュネーブにおいて開催される予定。

外務省HPより https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku/pops.html

主な許可・資格

〇建設業許可(解体工事業)新潟県知事許可(般-1)第41442号

〇新潟県産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01508055229号

〇新潟市産業廃棄物収集運搬業(積替え保管) 許可番号 05910055229号

〇新潟市産業廃棄物処分業 許可番号 05920055229号

〇新潟県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01558055229号

〇古物営業許可取得 新潟県公安委員会許可 第461070001021号

〇山形県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 0659055229号

〇群馬県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01050055229号

〇富山県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 01659055229号

〇福島県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 00757055229号

〇長野県特別管理産業廃棄物収集運搬業 許可番号 2059055229号

〇解体工事施工技師1名

〇第三種電気主任技術者1名

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